【2020.12.22更新】
ありしの日のTHE DISTILLERS…
Text by Hiro Arishima
Photo by unknown
RANCIDのティム・アームストロング(vo,g)の元嫁、オーストラリア出身のブロディ・デイル(vo,g)率いたパンクロックバンド、THE DISTILLERSが解散したのは2006年のこと。あれから12年の月日が流れた2018年、突如バンドの再結成がアナウンスされたのは記憶に新しい。現在、新音源を制作中のようだけど、まだ詳細は聞こえてこない。かつてけっこうお気に入りのバンドだったので、今後の動向が気になるところだ。
活動第1期に残した作品は3作品。Hellcat/Epitaph Recordsからの1st『THE DISTILLERS』(2000年)、2nd『SING SING DEATH HOUSE』(2002年)、そしてメジャーのSireに移籍しての3rd『CORAL FANG』(2003年)だ。ブロディのしゃがれた声がとても魅力的で、攻めっ攻めのアティテュードで、疾走感を四方八方に放ちながら勢いよく駆け抜けていくパンクロックはマジでカッコよかった!未聴の人は遡りつつ旧作を聴き、きたるべき新音源発売に備えてほしいと思う。
個人的にもっともフェイバリットなのが3rdだ。頭を飾る“Drain The Blood”や“Coral Fang”などが特に大好きで、発売された当初、FMラジオ番組、GrindHouse fmで頻繁にかけてた。3rdは初期2作より楽曲の表情が豊かになってる。いくつかのMVも観てほしい。
2003年9月、バンドは初来日する。そのときに撮影したのが、下記グループショットだ。
再結成後、バンドはライヴ活動を始めた。その活動のひとつに昨年のイギリスのReading+Leeds Festivalがあり、その出演時の模様が1曲公開されてる。
新作発売が今から楽しみだ!
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