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【2021.12.06更新】

ありし日のBULLET FOR MY VALENTINE

text by Hiro Arishima
photo by Micah Smith(fusemedia)

発売されたばかりの通算7枚目の新作『BULLET FOR MY VALENTINE』が絶好調なBULLET FOR MY VALENTINE。気づけば早いものでバンド結成から23年目を迎える。その長いキャリアのなかで、バンドの中心人物マット・タック(vo,g)にとってもっともダークな時期となったのが、デビューアルバム『THE POISON』(2005年)発売に伴う活動の後半期だった。マットいわく「声が出にくくなり、歌うことに大きな支障がある」ということで単発のライヴや、ショートツアーを相次いでキャンセルした、ということがあった。マットのことが心配になり、そのダークな時期にあたる2007年4月14日にUS南部アーカンソー州リトルロックに飛んだ。ちなみに、この街はEVANESCENCEの生誕地として知られる。
で、マットの喉への負担を避けるため取材は後日電話取材にすることを決め、写真撮影と、ライヴ観戦のみに限った。本番の数時間前に写真撮影を行った。場所は、当日のライヴ会場であるザ・ヴィレッジ内だった。

時代が時代だ、前々布陣のグループショット
マット・タック
マイケル・“パッジ”・パジェット(g)

この写真撮影から数時間後、THE CONFESSION、ESCAPE THE FATEなどの3バンドに続いてBULLET FOR MY VALENTINEがステージに上がり、パフォーマンスを始めた。

マット
パッジ

やはりマットは歌うのが辛そうで、声が出てなかったし、時折キーを下げて歌ったりしてた。この日からほどなくしてマットが喉頭炎であることが発表され、間もなく扁桃摘出術を受けてる。
なお、ここにある写真の多くは、今回初公開だ。

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