PHOTO GALLERY 第16回

【2022.04.25更新】

ありし日のレス・クレイプール…

text by Hiro Arishima

PRIMUSとしては4年半ぶりの音源となる3曲入りEP『CONSPIRANOID』のストリーミング配信が始まった。それに合わせ、“総帥”レス・クレイプール(vo,b)の初ソロツアー時のライヴ写真を公開する。初ソロ作『OF WHALES AND WOE』(2006年/日本盤未発売)のときのもので、2007年6月28日にUSカリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッドにあるヘンリー・フォンダ・シアターで撮影された。撮影はマイカ・スミス(FUSEMEDIA)だ。

実は自分は現場にいなかったので、このときのライヴは観れてない。それもあって、このタイミングでレスに電話かeメールでインタヴューしていろいろ聞きたかった。何回かマネージャーのデイヴィッド・レフコヴィッツ氏とやり取りをしたのだけど、「ツアー中につきインタヴューには応じられない」とのことだった。よって、なぜ、レスがライヴ中にマスクを?とか、この女子は誰なのかなどは長い間わからぬままだ…。
レスはPRIMUSのキャリアと並行して、数多くのプロジェクトをやり、音源も残してきた。SAUSAGE、HOLY MACKEREL、OYSTERHEAD、FEARLESS FLYING FROG BRIGADE、BUCKET OF BERNIE BRAINSなどがそうだけど、どのプロジェクトの音源も、多かれ少なかれPRIMUSのニュアンスやタッチを感じさせる。

ソロ作はもう1枚『OF FUNGI AND FOE』(2009年/日本盤未発売)がリリースされてる。

あのときレスにインタヴューに応じてもらえなかったのは、とても残念だった。その“うさを晴らす”べく、このTシャツをネットで購入した(笑)。2008年にはアメリカ合衆国大統領選挙があった。実際、レスが立候補したかは不明だけど(笑)。

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